【今日のひとこと】【２０２０年８月２１日】Instagram（インスタグラム）

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“日記” . . . . . 本来では当日、ないしはその翌日辺りに取り上げたかったのですが、公私で優先して取り上げるべき内容が他に合った為、本日書かせて頂く事に相成りました。 . . ◆2020年8月16日:港南台タカシマヤさんが約36年の歴史に幕を閉じました。 ※参照:３７年間、ありがとう　港南台高島屋、閉店に１千人超@カナロコ https://www.kanaloco.jp/article/entry-443723.html . 閉店当日の営業終了間際には、約1000人程の方々が港南台タカシマヤさんに集まり、その別れを悲しんだとの事ですので、この黒板でお知らせするまでも無く、近隣の方々は皆既にご存知かとは思いますが、直近の日曜日である8月16日に港南台タカシマヤさんは、約36年の歴史に幕を閉じました。 . . ＞釣った魚に餌を上げなかった消費者 . 閉店時に約1000人の人が集まった事からも、その悲しもの度合いが感じられますが、それならば、その方々が毎日港南台タカシマヤに訪れて、買い物をしてさえくれれば港南台タカシマヤさんが業績不振を理由に閉店する必要が無かったわけです。 . つまるところ、港南台タカシマヤさんは港南台にお住いの方々に愛されこそすれども、支持はされていなかったという事でしょうか？ . 植物やペットもそうですが、餌をあげなければ生きてはいけません。 . 愛はあるけど釣った魚に餌をやらない、という事であれば当然ながら、お金という餌を与えなければ、大手タカシマヤさんであっても潰れてしまいます。 . もし、近隣住民が港南台タカシマヤさんに潰れて欲しく無かったのであれば、消費者側がもっとタカシマヤさんに愛だけでなく餌も与えるべきであったと言えるわけです。 . . ＞時代の変化に適応できなかった百貨店というビジネスモデル . 逆に港南台タカシマヤさんは潰れない為にどうすべきだったかを考えると、答えはシンプルで時代と町の変化に適応すべきだった、という事です。 . 百貨店のビジネスモデルは高価格でありながらも高品質な商品やサービスを画一的に提供する事にあると思います。 . 港南台タカシマヤさんが出来た1983年は私の産まれた年でもあるわけですが、当時はバブル崩壊前の安定成長期。 . 恐らくは平均をとればいまよりも国民の生活は豊かであり、且つ、今よりも業態自体が少なかった事もあって百貨店と国民との距離感が近かった為、今以上に百貨店ビジネス自体が潤っていたと事が考えられます。 . その後バブルが崩壊して平成不況に突入して格差社会となり、今までと同じ生活が出来る人と、生活様式を変えなくてはならない人とで変化が生まれ始めました。 . そして、更には男女雇用機会均等法を始め、国民各々の多様性を認める時代となり、人は人、自分は自分の生き方が通り易くなりました。 . その変化に合わせて、収入の多少や趣味、志向性に合わせた様々な商品、サービス、業態が誕生し、バブル前であれば、百貨店しか選択肢が無かった状態から、百貨店以外の選択肢が選び易くなった事で、百貨店の存在価値が薄れ始めました。 . 例えば、収入が減ってしまったから百貨店で日用品の買い物が出来なくなってしまった代わりに、スーパーマーケットが低価格ながらも高品質な商品を提供するようになったので日用品の買い物はスーパーマーケットを利用するようになっただとか、お中元やお歳暮なんかも、今まではあげたりもらったりするのが当たり前でしたが、生活習慣や志向性の変化もあって、お金の有無関係無しに、そもそもあげなくなった事で百貨店を利用しなくなったり等です。 . つまりは、百貨店というビジネスモデル自体が時代や町の変化に適応出来なかったという事です。 ※しかし、都市部であれば生活水準も高い事や、業務や志向性の兼ね合いから高価格高品質の百貨店のビジネスモデルが生きる余地がまだまだある為、都市部の百貨店は今後も残り続けると思います。 個人的には、今後は百貨店は規模を最小限にして、より富裕層に特化した超高品質超高価格のサービスを提供する事、もしくは食料品部門を分社化するなりして、成城石井さんみたいな高品質高価格の食料品を扱う高級スーパー的な展開をする方が業態の持つ良さを活かし易い気がします。※ . . 【学び】 変化に対応し続ける事が伝統を生み出すわけであり、 伝統が自分達を守ってくれるわけでは無い . どのビジネスも同様ですが、時代の変化に適応出来なければ淘汰されます。 . 個人的には今回の港南台タカシマヤさんの閉店の事例から【変化に対応し続ける事が伝統を生み出すわけであり、 伝統が自分達を守ってくれるわけでは無い】という事を学びました。 . . . . . #港南台タカシマヤ #港南台高島屋 #高島屋港南台 #高島屋港南台店 #高島屋 #タカシマヤ . #ライブペインティング . #illustration #チョークアート . #今日のひとこと #黒板 #blackboard #質屋 #丸ヤ #リサイクル #リサイクルショップ #セレクトショップ #リサイクルブティック #戸塚 #港南台 #横浜 #買取 #セカハン #2ndhands #中古 #二次流通 #神奈川 #日本 #japan

A post shared by Hideki Tsuchiya (@maruya78_hide99) on Aug 20, 2020 at 8:08pm PDT